うなぎ百撰 2014年正月号
目次
特集 うなぎのナゾナゾ
第27回 うなぎ川柳大会 募集
ウナギ資源を守る
うな丼の未来―ウナギの持続的利用は可能か
会委だより(高島家・畑屋)
小泉流うなぎ賛歌・第四回「鰻酒と鰻骨汁」◆小泉武夫
エッセイ「ウナギの話」◆塩野米松
鰻雑科百科 鰻俗事(七十二) 「茂吉のうなぎ話」◆岩満重孝
百撰会の街・名代めぐり(一) 東京都/町田双葉
あの人もおうな好き◎高島政伸
展覧会情報「特別展 kawaii日本美術」
うなぎらんど
うなぎ百撰会
百撰会の街・名代めぐり(二) 長野県/桜家
うなぎのナゾナゾ
洋の東西を問わず、ウナギはその生態のわからないことから”謎の生き物”として、多くの俗説も生んだ。
科学的解明がなされたのは20世紀初頭。デンマークのヨハネス・シュミット博士により、大西洋のヨーロッパウナギとアメリカウナギの産卵場が……(つづきは本誌で!)
柴田是真「墨林筆可」
小泉流うなぎ賛歌・第四回「鰻酒と鰻骨汁」
東京農学大学名誉教授
小泉武夫
我が輩が生まれ育った家には、酒蔵が三棟連なっていて、そこからずっと離れたところに大きな池を持っていた。作り酒屋は巨大な蒸籠を洗ったり、桶材を水に浸しておいたりする必要があるので、大抵はこのような池を必要としたのた……(つづきは本誌で!)
名代めぐり 長野県松本市/桜家
長野県松本市大手4-9-1
最寄り駅/JR松本駅より徒歩15分・松本城より徒歩4分
◆月曜日定休
松本城のお膝元で94年
大正9年(1920)に、初代がうなぎと寿司を出す料理屋として創業したのが桜家のはじまり。「春が遅い松本で5月1日に開店したから桜家としたのか、店名の由来ははっきりしていません」と三代目の澤田宗雄さん。観光客に加え、当時は生糸産業が盛んで財界人……(続きは本誌で!)