知ればもっと好きになる。食べて遺そう、うなぎの文化。
読むとうなぎが分かる本「うなぎ読本」
ウナギは海にも川にもいます。川をさかのぼる際、山道を移動することもあります。
食べておいしく、精のつく”ウナギ”は、これまた精のつく細長い食べ物である”山芋”が変身したもの・・・
昔の人がそんな創造をめぐらせたのも納得できます。
しかし現実には、山芋はウナギに変身しません。ウナギの養殖には、天然のシラスウナギを用います。今のところウナギの養殖は天然資源に頼っています。
業界をあげて、資源管理への取り組みも始まっています。次世代に、日本の”ウナギの食文化”を伝えてゆくためにも、美味しくありがたく、ウナギをいただきましょう!
左浮世絵:「狂齊百図 山の芋 鰻になる」 河鍋暁斎 若与板
第一章 科学編
- ウナギの大回遊すごろく ほか
第二章 文化編
- 日本のうなぎ食の歴史
- 蒲焼誕生~割いて、甘辛のタレをつけ、香ばしく焼き上げる
- 江戸前
- うな丼の発祥 ほか
第三章 栄養編
- 元気の源
- うなぎのビタミンで輝く
- 胃に肌に、脳によし ほか
平成26年2月28日発行